鎌倉三名鐘

建長寺 梵鐘(国宝)

建長寺三門に向かって右隣に、大きな梵鐘のかかる鐘楼があります。建長七年(1255年)に大旦那を北条時頼、建長寺開山蘭渓道隆が撰文し筆をとり、鋳物師を物部重光として造られました。
文字は浮き彫りにされており、撞座の位置が高いなど、平安時代後期にならった復古調な作風が特徴的です。
高さは208.8cm、重さ2.7トンです。

円覚寺 洪鐘(国宝)

円覚寺仏殿の東側の急な階段を上っていくと、洪鐘(おおがね)のかかる鐘楼があります。
高さ259.4cm、口径142cmもある鎌倉一大きなものです。正安三年(1301年)、大旦那を九代執権北条貞時とし、円覚寺第六世で建長寺第十一世の西澗子曇が撰文し、鋳造師を物部国光によって造られました。
隣には弁天堂があり、その横の茶店では景色をみながらお茶や甘味をいただくことができます。

常楽寺 梵鐘(重要文化財)

鎌倉市内最古のもので、宝治二年(1248年)に造られたものだそうです。高さは131.2cm、口径68.0cmで、建長寺や円覚寺のものに比べるととても繊細な感じがしました。
現在は鎌倉国宝館に寄託されていますのでご注意ください。(展示の有無に関しては「鎌倉国宝館の公式ホームページ」をご参照ください。)
私たちが国宝館を訪れたときには床に置いた状態で展示されており、普段あまり見ることのできない龍頭の部分もじっくり見ることができました。